インデックスファンドとアクティブファンド、結局どっちがいいの?

投資信託

投資信託を始めようと思ったとき、まず迷うのが「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の違いです。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、自分に合った選び方をすることが大切です。

本記事では両者の基本的な違いから、それぞれのメリット・デメリット、さらにはタイプ別のおすすめまで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

投資信託選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500といった「市場全体の動き(インデックス)」に連動するように運用される投資信託です。

個別の企業の成績を分析する必要がなく、幅広い銘柄に分散投資できるのが特徴です。

ファンドマネージャーによる積極的な銘柄選びを行わないため、運用コスト(信託報酬)が低く抑えられている点も魅力です。

長期でコツコツと資産形成をしたい方に向いています。

最近はノーロードファンドが多い

最近のインデックスファンドは、信託報酬以外がゼロのものが多いです。(いわゆるノーロード)

運用コストを限りなく低くできるので、特にほったらかしの運用に適しているといえます。

アクティブファンドとは?

アクティブファンドは、市場全体の平均(インデックス)を上回るリターンを狙って、ファンドマネージャーが銘柄を選別しながら運用する投資信託です。

成長が期待できる企業に集中投資したり、タイミングを見計らって売買したりすることで、より高い利益を目指します。

ただし、プロの運用とはいえ必ず成功するわけではなく、成果にはばらつきがあります。

また、人件費などがかかる分、インデックスファンドに比べて手数料が高めです。

信託報酬は1~3%と高め

大半のアクティブファンドは信託報酬が1~3%と高めで、運用コストが高いです。

購入・解約時にコストがかかるなど、コスト面では難しいものが多いです。

インデックスファンドのメリット・デメリット

インデックスファンドの大きなメリットは、運用コストの低さとシンプルな運用方針です。市場全体に分散投資できるため、リスクが比較的抑えられ、長期投資に向いています。

特に初心者にとっては、銘柄選びの手間が少ない点も魅力です。

一方で、個別銘柄の成長による大きなリターンは期待しにくく、市場全体が下落した場合はファンドの価値も下がります。

「大きく増やす」より「着実に増やす」スタイルの人向きです。

アクティブファンドのメリット・デメリット

アクティブファンドの魅力は、運用のプロが市場や企業の分析を行い、積極的に収益を追求してくれる点です。

市場平均を上回るパフォーマンスが出れば、インデックスファンド以上のリターンを得られる可能性があります。

ただし、すべてのアクティブファンドが成功するとは限らず、期待外れの成績になることもあります。

また、信託報酬などのコストが高いため、運用がうまくいかないと実質の利益が目減りするリスクもあります。

どっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ

どちらが「良い」かは投資スタイルによって異なります。

初心者や長期的に資産を増やしたい方、コストを抑えたい方にはインデックスファンドがおすすめです。

一方で、市場を上回るリターンを狙いたい方や、運用のプロに期待したい人にはアクティブファンドが向いているかもしれません。

どちらもメリット・デメリットがあるため、自分の投資目的やリスク許容度に応じて選ぶことが重要です。

私としてはインデックスファンドがおすすめ

私は株式投資とは別に投資信託を行っていますが、インデックスファンドのみ運用しています。

理由として、やはりコストがほとんどかからない点とほったらかしで機能する点です。

株式投資を集中的に自分で運用したいため、ファンドの選定はほとんどしなくても良い状態にしたかったわけです。

運用はインデックスファンドが非常にしやすいため、こちらをおすすめします。

まとめ|自分に合ったファンド選びを!

今回はインデックスファンドとアクティブファンドについて紹介いたしました。

インデックスファンドとアクティブファンドには、それぞれ異なる特徴と魅力があります。

投資において最も大切なのは、自分の投資スタイルや目的に合った商品を選ぶことです。

まずは少額から始めてみて、実際の値動きを体験しながら理解を深めていくのも良いでしょう。

リスクをしっかり理解したうえで、自分にとって最適なファンドを選び、着実な資産形成を目指しましょう。

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